2019年に公開された韓国のブラックコメディスリラー映画の「パラサイト 半地下の家族」
ポン・ジュノ監督の作品でカンヌパルムドール受賞をして話題なりましたね。
半地下に住む貧しい家のキム家の人々が金持ちであるパク家にパラサイトすることで、さまざまな予期せぬ事態に発展していく物語です。
今回はそのパク家の家政婦がクビになった理由や顔にあった傷についてご紹介したいと思います。
目次
パラサイトの家政婦役は誰?
パラサイトの家政婦役についてご紹介します。
役どころ
パラサイトの家政婦さん、めっちゃガンバレルーヤのよしこちゃん pic.twitter.com/65zxgcuC4r
— くす美 (@shineeeeee6) January 26, 2020
高台の大豪邸に住むIT企業の社長パク家の家政婦として働くムングァン。
パク家が入居する前の家主の時からこの大豪邸の家政婦として働いていました。
家政婦としての仕事は評価されていましたが、食事を2人分食べることを怪しまれていました。
そこにパク家の息子ダソンの家庭教師としてきたキム家の人たちによって、結核であるというウソの証言をされて解雇されてしまいます。
その後も事情があり、再びパク家を訪れたことによって事件に巻き込まれてしまうことになります。
家政婦役の女優は誰?
パク家のこの家政婦役を演じているのは、韓国女優のイ・ジョンウンです。
Netflix『椿の花咲く頃』も同時に観てるけど、このドラマにはパラサイトの家政婦の役の女優さんが出てくる。なかなか良い演技してて、パラサイトの俳優陣はやっぱみんなすごいなと、改めて思ってしまう。 pic.twitter.com/fMjTzzrbo7
— mina (@mi_naichang918) July 8, 2020
出生地:韓国ソウル市
職業:女優
活動期間:1991年~
大学卒業した1991年に舞台「真夏の夜の夢」でデビューしています。
2009、映画「母なる証明」に出演して以降ポン・ジュノ監督作品に数多く出演。
『母なる証明』、殺された女子高生の親戚役の女優(イ・ジョンウン)、『パラサイト』の家政婦だった。 pic.twitter.com/HT40fNDo8i
— Mario (@rhinoball) January 27, 2020
2017年ではNetflix映画「オクジャ/okja」では、オクジャの鳴き声を担当しています。
2018年には日本の映画「焼肉ドラゴン」に出演し、一家の母親・高英順役を演じました。
[映画ニュース] 韓国の名優キム・サンホ&イ・ジョンウン「焼肉ドラゴン」に参戦!家族写真がお披露目 https://t.co/9legcY4ysM pic.twitter.com/Rtjq3bHjAF
— 映画.com (@eigacom) March 1, 2018
2019年の「パラサイト 半地下の家族」では、重要な役どころである家政婦を演じ、この作品で韓国のアカデミー賞とされる大鐘賞映画祭など数々の助演女優賞を受賞しました。
韓国では長年、映画やドラマのバイプレイヤーとして活躍している女優です。
家政婦をクビになった理由は何?
家政婦をクビになった理由は何なのでしょうか?
キム家の画策
キム家の母チュンスクを家政婦としてパク家で働かせるため、家政婦ムングァンが邪魔になります。
どうにかムングァンをやめさせるために、キム家の家族は画策することに。
ムングァンが重度の桃アレルギーであることを知り、ムングァンに桃の表皮の毛を浴びせて発作を起こさせます。
そして、パク家の妻ヨンギョにムングァンを病院で見かけた時、結核と診断されていたという嘘の証言をします。
咳き込むムングァンを見たヨンギョは本当に結核にかかっていると思い込み、家政婦ムングァンを解雇しまうのです。
家政婦をクビになったり理由は何?
クビになった理由は、もちろん結核と思いこんだヨンギョが感染することを恐れて解雇したのですが、ヨンギョが伝えた解雇の理由は別にあったようなのです。
ヨンギョは運転手にも解雇を伝えているのですが、角が立たない形で辞めてもらうことが上手いので、別の理由を伝えているようです。
ヨンギョがどう話したのかは映されていないので、はっきりはわかりません。ですが、ヨンギョは劇中「奥様はシンプルだ」と評され、キム家族の数々の嘘にも騙されています。
韓国はブランド志向、学歴志向、紹介を重んじるコネ社会であり、ヨンギョは架空の高級人材派遣会社を紹介されたのも解雇したい理由の一つだったかもしれません。
「コネのある知人からの紹介があった」とか、「夫の紹介で別の家政婦を雇うことになったとか」など他の理由をつけて解雇したのではないでしょうか?
顔の傷や地下の男(夫)は?
ムングァンの顔の傷や地下の男についてご紹介します。
地下の男は?
パク家が住む前の住人の頃からこの家の家政婦をしていたムングァン。
ムングァンはこの家には、実は前の持ち主である建築家が北朝鮮のミサイル攻撃から身を護るために地下にシェルターを作っていたことを知っていました。
後に入居したパク家は地下室の存在に気付いてないことをいいことに、ムングァンの夫を住まわせていたのです。
ムングァンの夫は事業に失敗し多額の借金を背負っており、借金取りから身を隠すために地下に住まわせていました。
ムングァンの顔の傷
ダソンの誕生日でパク家はキャンプに出掛けていた日。
家政婦をクビになったムングァンが、ある雨の日の夜に突然パク家を訪れます。
驚いたのは、「忘れ物をしたから入れて欲しいと」言ってきたムングァンの服はボロボロで髪はぼさぼさ、しかも顔は傷だらけだったのです。
雨の日の夜になぜわざわざそのような状態で来たのでしょうか?
おそらく、夫の借金取りが自宅に取り立てにきて、借金が払えないムングァンに暴力をふるったのではないかと思います。
借金取りが来たことで、不安になったムングァンがいてもたってもおられず、夫に助けを求めたくてキム家を訪れたのでしょうか?
まとめ
今回はそのパク家の家政婦がクビになった理由や顔にあった傷についてご紹介しました。
「パラサイト 半地下の家族」カンヌパルムドール受賞をしたすばらしい作品であり、家政婦役の
イ・ジョンウンさんの演技にもとてもすばらしかったです。
伏線がいたるところにあり、何度も見ても面白い映画なので見てみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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