新型コロナウイルスによる肺炎で3月末にお亡くなりなった志村けんさん。
その志村けんさんが、映画で初主演を務める予定だった「キネマの神様」
3月からすでに撮影はスタートしており、3月24日から志村さんも撮影に入る予定でしたが、コロナウイルスに感染し入院したため、亡くなる前の26日はすでに出演辞退が決まっていたようです。
「キネマの神様」の神様の代役がやっと決まり、志村さんの遺志を受け継ぐ形で再スタートを切る準備が始まっています!
目次
キネマの神様の作者や監督について
この作品の原作は小説家、原田マハさんの作品です。
💡#WBS
<コロナに思う>今回は、無名だった頃のゴッホを描いた「たゆたえども沈まず」などアートに関する著作の多い、小説家の原田マハさんです。
フランスでロックダウンを経験したという原田さんが、ある作品を見て抱いた強い思いを語りました。
https://t.co/f21pAaTCvr— テレビ東京ビジネスオンデマンド (@txbiz_ondemand) May 12, 2020
原田マハさんは
「カフーを待ちわびて」という作品で第1回日本ラブストリー大賞
「楽園のカンヴァス」で第25回山本周吾郎賞
「リーチ先生」で第36回新田次郎文学賞などを受賞した人気小説家です。
この「キネマの神様」は原田さん自身の家族や経験をもとに書いた作品となっています。
この「キネマの神様」は松竹映画100周年記念作品として映画化されることになりました。
監督は渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズや高倉健主演の「幸福の黄色いハンカチ」など名作を生みだしている山田洋二監督。
今回の作品はこの原田マハさんの原作を家族をテーマにした映画作品として作り上げられています。
キネマの神様のあらすじ・ネタばれあり
作品のあらすじをご紹介します。
無類のギャンブル好きで、妻や家族に見放されたダメおやじのゴウ。そんなゴウがたったひとつ、愛してやまないものがあった。
それが映画。
行きつけの名画座の館主のテラシンとゴウはかつての映画の撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウらは、時代を代表する名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。
しかし、ゴウとテラシンがともに食堂の娘に恋心を抱き、運命の歯車は狂い始めます。時代を超えて繰り広げられる愛と友情の物語。
若き日のゴウが信じ続けた映画の神様が、時を超えて一つの家族に奇跡をもたらすストーリー。
映画ではゴウの過去に焦点をあてて作られていますが、原作はゴウと娘の歩の物語となっています。
この原作を山田洋二監督の手でどうアレンジされるのか楽しみですね。
キネマの神様キャスト・志村さんの代役は誰
キネマの神様キャストとコメントの紹介
キネマの神様のキャストを紹介します。
・ゴウ役・・・菅田将暉さん
(この映画はゴウの若いころを菅田将暉さん、晩年を志村けんさんが演じる予定でした。)
27歳になりました。現場でお祝いして頂きました。ありがとうございます。おもしろいもん作っていけたらなと思います。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/QFdVxfIlNK
— 菅田将暉 (@sudaofficial) February 21, 2020
今回このような素敵な座組に呼んで頂けたこと心から感謝しています。
山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたいと思います。脚本を読みながら、体が熱くなりました。
この世界に入って良かった。そんな風に思いました。
撮影所と映画と映画館とそこにいる人たち。
この優しい情熱がどうか届きますように。宜しくお願いします。
・妻の淑子・・・宮本信子さん
当日券あります。お時間ありましたら!
『宮本信子 新春シネマ&トーク』
開催日:1月13日(日)
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT(豊橋市西小田原町123)
時間:開場 10:00
料金:前売2,500円
(映画上映2本(『タンポポ』『マルサの女』)+トークショー)詳細https://t.co/BOGxH7Jw2e pic.twitter.com/lgi9TezS8U
— とよはしまちなかスロータウン映画祭 (@slowtown_film) January 12, 2019
約50年ぶりの山田組となります。
山田洋次監督が手がける「キネマの神様」という、この上なく素晴らしいタイトルを持った作品に参加出来ることを嬉しく思っています。
志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております。
映画を愛するお客様に届けられるよう撮影に臨んでまいります。
・食堂の娘・・・永野芽郁さん
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松竹映画100周年記念作品である本作に山田組の一員として出演できる事、とても光栄に思います。
山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、緊張感で今から撮影が待ち遠しいです。
菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなのでどんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。
大先輩方とご一緒して沢山のことを吸収できるように精一杯頑張りたいと思います。
宮本信子さんのコメントで、志村けんさんとの共演を楽しみにされていたとのこと。他のキャストさんたちも志村けんさんの訃報を聞かれた時はショックを受けたでしょうね。
志村けんさんの代役は誰?
志村けんさんの代役が5月に決定!
代役は沢田研二さん。
これは素敵なお話。
沢田研二さんと志村けんさんは顔つきが似ていて、二人でコントを度々やってた。実際仲も良かったみたい。
沢田さんは『太陽を盗んだ男』『魔界転生』等映画出演の経験もあるし、打役としては適役では。楽しみ。
志村さん映画 代役に沢田研二 2020年5月16日 https://t.co/rhBoT9xhgO pic.twitter.com/jjyexFxePy— Saitoh Masaya (@MS3110) May 15, 2020
以前は歌手でヒット曲を飛ばし、ジュリーと呼ばれ一世を風靡した方です。
志村けんさんと以前同じ事務所で、「8時だよ全員集合」や「ドリフ大爆笑」などでも多く共演し親交が深かった方のようですね。
沢田さんからコメント
志村さんのお気持ちを抱きしめやり遂げる覚悟です
山田洋二監督も「志村さんとは違うゴウちゃん。沢田研二さんならば、別なゴウちゃんの魅力を引き出してくれると確信しています」と期待されているそうです。
親交の深かった沢田さんに演じてもらえることになり、志村さんもきっとよろこばれているでしょうね。
まとめ
志村けんさんは、この作品が20年ぶりの2作目の映画となり、緊張されつつも出演を楽しみにされていたとのこと。すごく残念です。
ですが志村けんさんの代役に沢田研二さんが決まり、志村さんも安心しているかもしれませんね。
本当は志村けんさんが演じるこの映画を見てみたかったという思いもありますが・・・
制作スタッフの方もこの作品が無事完成させることが、志村さんにとって供養になると、キャスティング実施し沢田さんに決定!
公開は2021年になりですが、是非完成させてもらいたい作品です。
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