タイタニックの成金おばさん・モリー役の女優は? いい人で優しいという評判についても

映画

1997年に公開されたアメリカで「タイタニック」。ジェイムズ・キャメロン監督・脚本による作品で、興行収入でも世界最高となった作品です。

アカデミー賞でも14部門でノミネートされ11部門ので受賞するなど、高く評価された作品でもあります。

レオナルド・ディカプリオが演じるジャックとケイト・ウィンスレット演じるローズとのラブストーリーに涙し、船首で二人が両手を広げるシーンは多く人が真似するなど社会現象となりました。

そんな話題になった「タイタニック」で登場した、ジャックに何かと親切にしてくれるモリーについてご紹介したいと思います。




タイタニックの成金おばさん・モリーとは

モリーはもともと貴族だったわけではなく、夫が仕事で成功して金持ちになりタイタニックの一等室の乗客となった婦人

ローズの母親ルースなどもともと貴族だった一等室の乗客からは、裏で「成り金」と呼ばれていました。

もともとは庶民出身だったため、とても気さくな性格でジャックにも親切してくれる存在。

一等室の夕食に招待されたジャックにタキシードを貸してあげたり、タイタニックが沈没して海に投げ出された人々を助けに行こうと提案するなどとても心優しい人物です。

タイタニックのおばさん・モリー役の女優は?




タイタニックのモリー役を演じた女優についてご紹介します。

タイタニックのモリー・ブラウン役を演じたのは女優のキャシー・ベイツです。

経歴などのプロフィール

本名:キャスリーン・ドイル・ベイツ
出身:アメリカ合衆国テネシー州メンフィス
生年月日:1948年6月28日(2021年の誕生日で73歳)

1969年に大学(南メソジスト大学)を卒業し、その後1970年にニューヨークへ移り住んでいます。

舞台女優としてスタートし、映画には1971年の『パパ/ずれてるゥ!』がデビュー作となる。

1983年には『’Night, Mother.』トニー賞の演劇主演女優賞にノミネートされるまでに成長します。

さらに、1990年の作品『ミザリー』アカデミー主演女優賞ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。

またテレビシリーズ『シックス・フィート・アンダー』では監督としても活躍し、自らもゲスト出演しています。

姉が2人おり、1991年に俳優のトニー・キャンピシーと結婚し、1997年に離婚しているようです。

トニー・キャンピシーとは、10年以上同棲の上で結婚し、結婚生活は6年でその結婚生活にピリオドを打っています。

キャシーベイツが43歳で結婚し49歳で離婚したことになりますね。

晩婚だったキャシーベイツは、子供やその後再婚した情報はどは見つかりませんでした。

2019年の71歳の時にも女優として活躍しています。

出演作品

出演作品をご紹介します。

1971年「パパ/ずれてるゥ!」でデビュー。歌手のボボ・ベイツ役で出演

1990年 「ミザリー」狂気のヒロイン・アニー・ウィルクスを演じています。

彼女はこの作品で2つの賞を受賞しています。

・アカデミー主演女優賞 受賞
・ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞

1991年「フライド・グリーン・トマト」でエヴリン・カウチ役

1995念「黙秘」で殺人容疑者役ドロレス・クレイボーンを演じています。

1997年「タイタニック」でモリー・ブラウン役 この時49歳でした。

1998年「パーフェクト・カップル」リビー・ホールデン役

2002年「アバウト・シュミット」ロバータ・ハーツェル 役

「パーフェクト・カップル」と「アバウト・シュミット」でアカデミー助演女優賞にノミネートされています。

2004年「80デイズ」では、ヴィクトリア女王役を演じました。

2006年「 恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜」
親離れができない主人公トリップの母親 息子の自立を望むも子離れできない母親役

2010年「バレンタインデー」ではテレビ局のスタッフ、スーザン・モラレス役

2014年ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」では校長の役

2019年「リチャード・ジュエル」では、主人公である警備員・リチャードの母親役

近年は母親役が多い印象でしたが、ミザリーでは狂気に満ちた役を演じるなどその役柄も幅広い女優でした。

主演女優賞を受賞した経験もあり、実力もある方のようですね。

女優としてデビュー後も数々の映画やドラマにも出演し、70歳を越えた今でも女優として活躍されています。

1996年~2002年までに5作品の監督も務めるなど、監督としての才能もある方のようです。

いい人で優しいという評判

タイタニックのモリーは、いい人で優しいという評判が多数ありました。

モリーについては、いい人で優しいと人物との感想がたくさんありました。
確かにモリーの人柄のよさを感じるシーンがいくつもありましたね。

・一等室の食事会にジャックが招待された時に恥をかかないようにタキシードを貸してあげた。
・食事会でたくさん並べられたナイフとフォークの使い方がわからないジャックに小声で使い方を教えてくれた。
・乾杯の音頭に同調してくれた。
・船に乗れなかった人を助けに行こうと呼びかけてくれた。

もともとは庶民だったモリーだからこそ、人を差別せずジャックに対しても優しく接することが来たのかもしません。

窮地では本当の人間性がでるもの。タイタニックが沈没した時、生死の境目で、人物の本当の内面が見えました。

登場人物の中でもモリーはいい人で優しい人物だったといえるのではないでしょうか。

まとめ

「タイタニック」で登場したモリー役の女優についてご紹介しました。

タイタニックの登場人物の中でも、ジャックに優しく接してくれ、いい人柄で人気の人物でした。

モリー役のキャシー・ベイツも映画やドラマで活躍している女優でしたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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