2001年公開された映画「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」。
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第5作目になり、コナンの映画の中でも人気の高い作品です。
この映画では黒の組織のメンバーであるジンとウォッカが登場します。
今回は彼らの目的とウォッカ のセリフについてご紹介したいと思います。
目次
黒の組織のジンとウォッカ
天国のカウントダウンに出てくる悪役である黒の組織とそのメンバーであるジンとウォッカについてご紹介します。
黒の組織とは
黒の組織とは全身黒い洋服を身にまとっていることから「黒ずくめの男」とも呼ばれています。
いかにも悪党って感じの名前ですよね。
黒の組織とは仮の名前で本当の名前はまだ明かされてはいません。
組織の主な活動は、重要人物の暗殺、薬の開発や金銭やプログラムソフトの取引等を行っています。
毒薬・APTX4869を開発し、新一にその毒薬を飲ませて幼児化させた犯人でもあります。
世界各地に拠点があり、世界中に組織メンバーを置く大規模な悪の組織グループです。
ジン
天国のカウントダウンで登場する黒の組織メンバーはジンとウォッカです。黒の組織のメンバー名はお酒の名前がコードネームとなっています。
ツイートで流れてそういえばってなったわ。来週の金曜ロードショーは天国へのカウントダウンだけど
この頃はまだジンニキの髪色銀じゃないのよね、懐かしい… pic.twitter.com/DqtSbyzmpg— 秀零Ø緋弾済 (@Pub_Fed_S01) April 16, 2021
組織の実行部隊のリーダーで、鋭い洞察力と観察力を持つ常に冷静沈着な幹部。
容姿は金髪のロングヘアーでドイツ語も堪能。組織に敵対するものは即刻抹殺という、冷酷な性格の人物です。
600メートル以上離れた先の標的にも狙いを定めことができるほどの射撃の名手。
ジンは工藤新一にAPTX4690を飲ませた人物としても有名ですね。
ウォッカ
来年のコナン映画、ウォッカが単独メインらしいね pic.twitter.com/Hkd5mvAtNv
— TEIMAIL (@teimail) April 17, 2021
四角顔が特徴で常にサングラスをかけているためその素顔はまだ明らかになっていません。
主に潜入捜査を担当し、組織の最重要人物の1人です。
組織の幹部でジンが信頼している部下であり、ウォッカもジンのことを兄貴と呼びジンへの忠誠心は高いです。
拳銃等の武器の扱いや自動車・バイク・戦闘ヘリなどを操縦したり、IT系や特殊メイクによる変装など多才な能力を持っています。
多才な能力を持つ一方で、機転と注意力に欠けた失敗が多く見られる。
冷酷なジンと比べて、人を殺そうとすることには動揺することもあり、人間味のある性格の持ち主でもあります。
【天国へのカウントダウン】黒の組織の目的は?
天国へのカウントダウンでの黒の組織のジンとウォッカの目的はなんだったのでしょうか?
今回の映画での黒の組織の目的は2つありました。
・シェリー(灰原 哀)の暗殺
原 佳明(はら よしあき)の暗殺
おや、コナンの天国へのカウントダウンで出てくる原さんが、迷宮の十字路で出てくる犯人に激似 pic.twitter.com/lHThH1uy
— フロー (@fairytail_xoxo) January 13, 2013
原はTOKIWAの専務取締役で、優秀なプログラマーでしたが、実は黒の組織のメンバーでした。
彼は黒の組織のサーバーに不正にアクセスしていることがばれて、ジンに殺害されてしまいます。
しかも原は、不正アクセスしたデータをTOKIWAのサーバーにもコピーしていたため、それを破壊するために、ツインタワービルも爆破されることになってしまいます。
シェリー(灰原 哀)の暗殺
正に「天国へのカウントダウン」灰原さんもとより林原さんの声が鳥肌! pic.twitter.com/fhdOwmABfY
— 穂高 🔫4/16緋色の弾丸Reload (@hotakatsubouchi) March 1, 2013
本名は宮野志保で元黒の組織のメンバーでシェリーのコードネームで活動していました。APTX4869の開発者で、科学者でもあります。
姉の宮野明美を殺されたため逃走し、黒の組織を裏切り暗殺の対象になっています。
姉の明美の家に電話をかけて、留守電のメッセージにオープンパーティーに参加することを話してしまい、たまたま居合わせたジンとウォッカに知られてしまいます。
灰原は自ら薬を飲み、小学生の姿になって脱走していたのでジンには気づかれず暗殺されずに済みました。
ジンとウォッカはシェリーがパーティに来なかったと思い、原の殺害と、原がハッキングした組織のデータの破壊が目的だったので、シェリーの暗殺は後での楽しみとして去っていきます。
ウォッカ の電話のセリフ
映画の冒頭のウォッカの電話でのセリフで、トラックの音にかき消されたセリフがありました。
そのセリフは
ウォッカ:「わかりましたぜ、兄貴。・・・・・・・・あそこは確か天国に一番近いって」
ジン:「そいつはいいや、あの世に最も近い。処刑台にしてやろうじゃねえか」
そのトラックの音にかき消された部分のセリフは映画の最後にわかります。
「わかりましたぜ、兄貴。西多摩市のツインタワービルからハッキングされています。やはり原の仕業ですね。」
原が黒の組織の一員の1人であることがわかるため、映画の冒頭では明らかにされなかったようです。
冒頭でジンが処刑台にしてやろうと言った対象は組織を裏切った原に対してだったようですね。
まとめ
黒の組織のメンバーであるジンとウォッカと彼らの目的。ウォッカのセリフについてご紹介しました。
黒の組織の目的を知ることで、また天国へのカウントダウンの内容をより理解できますね。
2度、3度見るとまた新たな発見があって楽しめる映画になっているので、また是非見てみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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