スウェーデンの家庭料理の「ヤンソンさんの誘惑」を知っていますか?
ネーミングもとっても面白い料理ですよね。グラタンに似た料理なのですが、作り方も簡単でおいしいんです!
今回は「ヤンソンさんの誘惑」の名前の由来やフライパンでの作り方などについてご紹介します。
目次
スウェーデンの家庭料理のヤンソンさんの誘惑の名前の由来
ヤンソンさんの誘惑の名前や由来についてご紹介します。
スウェーデンの家庭料理の「ヤンソンさんの誘惑」とは
「ヤンソンさんの誘惑」は約70年以上も前から作られているスウェーデンの家庭料理です。
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ヤンソンさんの誘惑はスウェーデン語で「ヤンソンズ・フレステルセ」(Janssons Frestelse)といいます。
一見グラタンに似ていて作るものめんどくさそうですが、実際に使う材料はジャガイモ・玉ねぎ・アンチョビ・牛乳・バター・生クリームなどシンプルです。
しかも、ホワイトソースを作る手間がいらないので、簡単に作れる料理なんです。
アンチョビとジャガイモがクリームの組み合わせが絶妙でおいしく、クリスマスやパーティなどの一品としても作られています。
ヤンソンさんの誘惑の名前や由来
「ヤンソンさんの誘惑」の名前の由来は諸説あるようです。
日本では、ベジタリアンの宗教家ヤンソン氏が、そのあまりのおいしそうな匂いに負けて食べてしまったことからつけられた説が有名です。
他にも、1928年のスウェーデン映画「Janssons frestelse」に出演した俳優が大ファンだった
コックの夫人が、この俳優のために提供した料理だったことからつけられた説。
他にもグルメなオペラ歌手ペレ・ヤンソンの名前から取ったという説などがあり、はっきりとはわかっていません。
ただ、ヤンソンさんという名前はスウェーデンには多い名前のようで、有力な説はいくつかあり、その人を特定するのは難しいのかもしれません。
面白いのは、アンチョビ抜きの場合は「ハンソンさんの誘惑」、アンチョビの代わりにひき肉を使ったものは「ハンソンさんの誘惑」に変わるそう。
使う材料によって名前が変わるのも面白いですが、いずれにしろ誘惑されるくらいおいしい料理というのに変わりはないようです。
ヤンソンさんの誘惑のレシピと付け合わせ
ヤンソンさんの誘惑のレシピと付け合わせをご紹介します。
ヤンソンさんの誘惑のレシピ
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ジャガイモ・・2個
玉ねぎ・・1/2個
アンチョビ・・5~6切れ
生クリーム・・200㏄
牛乳・・・50㎖
塩・胡椒・・・適量
バター・・適量
パン粉・・大さじ1
<作り方>
①ジャガイモは皮をむき、千切りにしてしばらく水にさらし、水気を切っておく。
②玉ねぎは薄くスライスする。
③オーブンを200度に予熱しておく。
④フライパンにバターを入れ、玉ねぎを炒め皿にとりだす。
④耐熱皿にジャガイモを半分おき、その上に玉ねぎやアンチョビを乗せ、塩コショウをし、その上に残りのジャガイモを乗せ塩コショウをする。
⑤④の上から生クリームと牛乳を流しいれ、パン粉をふりかけ、バターをところどころに乗せます。
⑥200度のオーブンで40分焼いて焦げ目がつけば完成です!
※牛乳がなければ、生クリームだけでもOK!
※表面は焦げていてもジャガイモに火が通っていない場合はアルミホイルをかけて、さらに焼きます。
※シナモンとジンジャーパウダーを加えると、さらにスパイスの香りが広がっておいしくなりますよ!
※アンチョビの塩気があるので、塩コショウは少なめがおすすめです。
ヤンソンさんの誘惑の付け合わせ
「ヤンソンさんの誘惑」の付け合わせに合う料理とはどんなものがあるのでしょうか?
インスタの写真を参考にご紹介します。
サラダやパンと一緒に食べれば、メインディッシュとして食べることができますね。
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ハンバーグなどの付け合わせとして、小分けにしてサラダと一緒にワンプレートで
食べると華やかになります。
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お肉料理やサラダと一緒に食べると、バランスのよいメニューになりますね。
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パスタに小分けにした「ヤンソンさんの誘惑」を付けわせてもいいと思います。
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簡単にできる「ヤンソンさんの誘惑」はパーティとの一品としても
活躍してくれるそうですね。
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「ヤンソンさんの誘惑」は付け合わせとしてメインの一品としてもなるお料理です。
日本のグラタンのような一品ですが、簡単にできる料理で便利ですね。
少しカロリーが高めですので、ヘルシーなお料理と組み合わせるのがいいかもしれません。
フライパンやアレンジレシピ
ヤンソンさんの誘惑は耐熱皿を使わなくてもフライパンや好きレットを使用しても簡単にできちゃいますよ。
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材料は一緒ですが、フライパン用に料理工程をアレンジしています。
①ジャガイモは皮をむき、千切りにしてしばらく水にさらし、水気を切っておく。
②玉ねぎは薄くスライスする。
③フライパンを温め、バターをとかして、玉ねぎを入れ炒めます。
④玉ねぎがしんなりしてきたら、刻んだアンチョビを加えて軽く混ぜ合わせます。
⑤④へ水を切ったジャガイモと牛乳・生クリームを入れ蓋をし、15分くらいジャガイモのがやわらかくなるまで煮ます。
⑥ジャガイモに火が通ったら、塩コショウで味を整え火を止めます。
⑦とろけるチーズを上からまぶして蓋をし、予熱でチーズがとろけたら完成です!
好きレットやフライパンで作れば簡単に作れ、食卓にそのまま出せるので便利ですよね。
洗い物もフライパンだけなので、片付けもらくちんです。
カリカリに炒めたパン粉を上からかければ、オーブンで焼いた感も出ますよ。
ひと手間加えるとカリカリでおいしさもアップします!
蓋つきの好きレットもあるので、蓋つきを使うと便利です。
ホワイトソースを使わない簡単グラタン「ヤンソンさんの誘惑」。
フライパンやスキレットを使ってさらに簡単に作れば、忙しい日にもパパっと出せて嬉しいですね!
まとめ
「ヤンソンさんの誘惑」の名前の由来と簡単レシピやフライパンでの作り方等についてご紹介しました。
普段のおかずとしてもパーティーの一品としても出せるお料理でしたね。
アンチョビさえあれば、簡単にできる料理なので一度作ってみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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