パトゥルジャン・イマム・バユルドゥのトルコ語の意味は?名前の由来についても

料理

「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」という料理をご存じですか?

いったいどんな料理なのか見当もつかない人も多いのではないでしょうか?

今回は「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」はどんな料理かトルコ語の意味や名前の由来についてご紹介したいと思います。



「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」とはどんな料理?

「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」とは、ナス・トマト・玉ねぎを使ったトルコ料理のことです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Chiharu(@ko8yac)がシェアした投稿

ナスを焼いたものに、トマトと玉ねぎを炒めたものを挟んで、蒸しあげた料理になります。

料理自体も認知度が上がり流行ってきており、Instagramでもこの料理を紹介する写真が多数掲載されています。

トルコの家庭料理であり、中華料理・フランス料理と並ぶ世界三大料理と言われるトルコ料理の一品です。

「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」のトルコ語の意味




 

この投稿をInstagramで見る

 

もりもと夫婦の幸せおうちごはん🍚(@morifu_popo)がシェアした投稿

「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」とは、トルコ語です。

意味は

パトゥルジャン=なす
イマム=お坊さん(イスラム教の層の階級名)
バユルドゥ=気絶する、気を失う、失神する、目を回す

つまり、「お坊さんが気絶する」ほどのおいしいナス料理という意味のようです。

パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの名前の由来

パトゥルジャン・イマム・バユルドゥのトルコの名前はどこから来ているのでしょうか?

名前が付けられた由来は、その名前の通り、「坊さんがおいしすぎて気絶した」というところから名付けられたですが、もう一つこの名前の由来になったお坊さんの話があります。

それが、お坊さんがオリーブオイル店の娘と結婚し、その娘が嫁入りの持参品として持参したのが最高のオリーブオイル12本だったそう。

そのお嫁さんは、そのオリーブオイルを使って毎日、玉ねぎとトマトとナスを使った料理を作ってくれていました。

13日目にはオリーブオイルがなくなったため、その料理を出せなくってしまい、ショックでお坊さんが気絶してしまったという伝説もあるようです。

パトゥルジャン・イマム・バユルドゥのレシピと味について

パトゥルジャン・イマム・バユルドゥのレシピ

 

この投稿をInstagramで見る

 

Toshihiro Ueki #スタートUPレシピ(@utosh)がシェアした投稿

お坊さんが気絶するとうくらいおいしい「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」はどのようにし作るのでしょうか?そのバリエーションは多くありますが、シンプルな作り方をご紹介したいと思います。

<材料>
ナス:5本
玉ねぎ:小半個
トマト:中1個
にんにく:小さじ1/2
塩:小さじ2/3
オリーブオイル:50㏄
A水:100㏄
A砂糖:小さじ2
Aレモン汁:小さじ2
パセリ:適量

<作り方>
①ナスはヘタを残して、ピーラーで縦に皮を数か所むき、1か所は具材を入れるため深めに切って水にさらしておきます。
②玉ねぎやトマトは小さめのさいの目切りに切る。
③にんにくはみじん切りにしておく。
④フライパンでナスを焼き、皿に取り出す。
⑤同じフライパンで玉ねぎ、トマト、にんにくを炒め、塩で味付けする。
⑥④のナスの切れ目に⑤の具材を詰める。
⑦同じフライパンにAを入れ⑥のナスを並べて火にかけ、蓋をしてナスが柔らかくなるまで(30分程度)蒸し焼きにする。
⑧さらに盛りつけ、上からパセリを散らして完成!

※なすに入れる具材は市販のミートソースで代用すると、さらに簡単に作ることができます。

トルコ料理ですが、材料的には日本人の舌になじんだものばかりなので、普段の食事としても合いうと思います。

また、見た目も華やかなので、おもてなし料理にも最適で、具材をかえたりチーズをトッピングしたりしてアレンジして食べてもおいしいです。

温かいままでももちろんおいしいのですが、冷蔵庫で冷やして食べるのもおいしいので、作り置き料理としても重宝する一品です。

基本的にはナスやトマトが夏が旬なので、夏に作るのがおすすめですね。

坊さんが気絶する味とは

ナスを焼いて、中に詰め物をして蒸すという手間のかかる工程ですが、その味は本当に「坊さんが気絶する」くらいおいしいのでしょうか?

「味が染みていておいしい」「ソースがおいしかった」などの絶賛する声が多くありました。

ですが、中には「坊さんの気絶」という、お坊さんが気絶するくらいおいしいというネーミングの期待からか、思ったほどでもなかったなどの意見もありましたね。

あと、手間がかかる割に普通のおいしさだったなどもありました。

ネーミングにあまり期待せず、食べてみたほうがよさそうですね。(笑)

まとめ

パトゥルジャン・イマム・バユルドゥのトルコ語の意味や名前の由来についてご紹介しました。

お坊さんの気絶とはとても面白いネーミングでしたね。

どんな料理か味が気になる人は是非、食べてみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました