北村一輝が演じるハンサムガイのセリフがおもしろい!「今夜ロマンス劇場で」の俊藤龍之介の名言集! 

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映画「今夜ロマンス劇場で」は、どのキャストも役柄に合っていていいのですが、私が一番はまったのは、北村一輝さん演じるハンサムガイな俊藤龍之介!

大御所役者って、嫌な役が多いのですが、俊藤龍之介は全く違った愛すべきキャラクターでした。

この映画での愛されキャラ俊藤龍之介のセリフをまとめてみました。

「今夜ロマンス劇場で」ハンサムガイを演じる俳優北村一輝とは

俳優・北村一輝のプロフィール

映画の中の大御所役者、俊藤龍之介を演じているのは俳優北村一輝さんです。

ロケでインド人にも間違えられたことがあるほどの日本人離れした彫の深い顔立ちが特徴的ですね。

1969年大阪市生に2人兄弟の次男として生まれた北村さん。

海賊映画を見て海賊にあこがれ、商船高専に進学するが、海賊になれないことに気づき、途中中退。役者なら海賊にでも何にでもなれるという理由で役者を目指すというおもしろい経歴をもつ俳優さん。

現在はいろいろな映画やドラマで見る機会は多いですが、若い頃はなかなか芽が出ず、一度は俳優の道を諦めたこともあるそうです。

その後4年の放浪生活を経験し俳優業に再トライ。
現在はテレビや映画、バラエティなどでも活躍の場を増やしていますね。

役作りにおいては、チンピラ役の時には歯医者に前歯を抜いてくれとお願いしてびっくりされたというエピソードを持つほどのとても熱心です。

プライベートでは1993年一般の女性と結婚し、長男に恵まれて2012年に離婚。
2019年に40代の女性と再婚されています。

北村一輝さんの出演作品

映画・ドラマだけでなく、CMなどにも起用されている北村さんですが、役柄の幅も広くいろいろな役を演じられています。

この映画は武内英樹監督の作品ですが、同監督の「テルマエロマエ」でも古代ローマ人、次期ローマ皇帝候補ケイオニウス役をという役で出演しています。

映画「怪物くん」では、ピラリ姫を救出しようと戦うサニル役。「トリック」完結編では、地下資源開発を進めるメンバーに同行する医師谷岡役を演じて、映画での活躍も目覚ましいですね。

テレビドラマ、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」では、平凡な主婦、吉瀬美智子演じる利佳子の不倫相手。絵描きの加藤役で寡黙な芸術家がピッタリの役でした。

連続テレビ小説「スカーレット」では朝ドラヒロイン役戸田恵梨香のお父さん、川原常治役として出演。長年の夢であった、朝ドラの出演も叶っています。

ハンサムガイ・俊藤龍之介の役どころ

牧野健司が務める映画会社京映撮影所の看板スターで白のスーツとハット姿がトレードマークの俳優です。

人気映画の「ハンサムガイ」シリーズの主演を務め、自分のスター性を強く自覚し、作品作りにも熱心に取り組んでいます!

俊藤龍之介は昭和の大物らしい口調でしゃべり、セリフや動きも独特。

きれいな女性には「まぶい」という言葉を使い、昭和感をより感じる存在でした。

どんなトラブルにも動じず、ポジティブに捉える姿はかっこよくもあり、同時に笑いも提供してくれましたよ。

俊藤龍之介のおもしろいセリフ・名言集

俊藤龍之介が出る画面は笑いがあり、セリフには龍之介のポジティブな性格がでていてすごく好きな場面が多数ありました。

そんな場面で発せられたポジティブでナイスガイなセリフをご紹介します。

牧野健司にペンキをかけられた後

ペンキが入った缶を誤ってひっくり返し、俊藤の着ていたスーツがペンキまみれになってしまったシーンのセリフ

俊藤のの心は青空のように広い、でももしこれが並みの俳優だったら、お前血の雨が降ってたぞ!

普通の大物俳優ならどなりちらして起こりそうな場面ですよね。ですが、俊藤はたんたんと健司に話し、さっそうと去っていく姿がかっこいい場面です。

美雪に傘で殴られた後

美雪に触ろうとした俊藤が傘で殴られた後、健司が俊藤に謝りに行った時のセリフ

あの子がまぶくなかったら、お前のこと殺してたよ。でもいいさ、美人はあのぐらい気性が荒いほうが魅力的だ!

きつい言葉の中にも、相手に対する愛を感じるセリフですよね。
本番直前まで頭を氷嚢で冷やしながらこの後本番に向かう俊藤にも役者魂を感じました(笑)

爆発事故後のテレビ番組で

撮影時、健司のミス爆弾が爆発し怪我を負った俊藤は、包帯を巻いた姿でテレビ番組に出演。
爆発した瞬間の気持ちを聞かれた俊藤がインタビューに答えるシーンでのセリフ

世界が輝いて見えました!

痛々しい姿ながら笑顔でカメラ目線で語るこのシーンは、俊藤の超ポジティブな性格が表現された傑作シーンだったと思います。

クランクアップで牧野健司に声をかけるシーン

落ち込む美雪を気にして、健司に声をかけるシーンで、健司の表情を見て語りかけた言葉。

男が簡単に下を向くな。男の視線は常に未来。好きな女との未来を見つめて生きるものさ。

下を向いてたら今しか見えないぜ!

この言葉は健司のみならず、この映画を見ている人にも響く台詞になったと思います。

俊藤はおもしろいだけでなく、いろいろな場面で生き方についてもスクリーンを通して教えてくれていますね。

この映画は、基本はラブストーリーですが、俊藤のおかげで人生の教訓もエッセンスとして加わっています。

まとめ

映画の作品の中には悪役や嫌いなキャラクター必ずいますが、この映画にはそんな嫌いなキャラクター見当たりません。

中でも北村さん演じる俊藤のセリフもポジティブなのはもちろん、相手に対して愛が伝わる言葉ばかりです。

北村さんを調べていくうちに、役者に対する熱心さや、海賊になりたくて役者を目指すという経歴を知り、見た目とのギャップがあってとても魅力的な俳優さんだなあと思いました。

俊藤龍之介は映画の中のキャラクターですが、役者に取り組む姿勢やキャラクター的な部分も北村さんの性格とも近い部分があるのではないかと感じてしまいました。

見た目はセクシーで強そうなイメージですが、本当の北村さんは龍之介のように愛されキャラのような気がしてなりません。

役者北村一輝も今後注目したい俳優の一人ですね。これからどんな役にチャレンジしてくれるのか楽しみです。

 

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