君の膵臓をたべたいの恭子や春樹にあてた桜良の手紙の全文内容と解釈!メールの意味についても

映画

大ヒット映画の「君の膵臓を食べたい」。

青春映画かと思うような映像にインパクトのあるタイトル。映画は興行収入30億を超え話題の映画となりました。

ラストのシーンで12年ぶりに開封された桜良の手紙が感動的との声も多数ありました。

その桜良が恭子と春樹にあてた手紙の内容についてや感想をご紹介したいと思います。




君の膵臓をたべたいの恭子や春樹にあてた桜良の手紙の全文内容と解釈

映画「君の膵臓を食べたい」のラストシーンは、小栗旬演じる志賀春樹が12年前に図書館に隠されていた桜良の手紙を見つけたことがきっかけでクライマックスを迎えます。

12年前に桜良が、恭子や春樹に送った手紙の内容をご紹介します。

恭子へあてた桜良の手紙

恭子への手紙の全文内容

恭子、これは私の遺書です。突然驚かせちゃってごめんね。

恭子にはずっと秘密にしてたけど、私は膵臓の病気で、これが彼の手から恭子に届くころには
もうお墓の中にいると思います。

彼って?彼だよ!恭子がいっつも睨んでる私の仲良しくん。

恭子、まずこれを言わせて。大好き!だから病気のことを黙ってて本当にごめん。

でもこれだけは信じて。大好きだったから言えなかった。

恭子との時間を壊す勇気が私にはなかったの。恭子と笑ったり、怒ったり、バカなことを言ったり、泣いたりするのが大好きだった。

幸せになってね。素敵な旦那さんとかわいい赤ちゃんを産んで、誰よりも幸せな家庭を作るんだよ。天国からいつも見守ってるね。

追伸:彼とも友達になってね。
恭子がいっつも睨んでる、私の仲良しくんと。

突然天国へと旅立ってしまった、大親友桜良から届いた思いがけない手紙に恭子は大号泣していしまいます。

春樹が「ぼくと友達になってもらえませんか?」の申し出て、桜良が2人に友達になってほしかった思いが12年越しに実現するシーンでとても感動しますね。

また、山内良演じる浜辺美波の手紙を朗読する声がさらに素敵です。

このシーンはリハーサルでは白紙の手紙を持ってもらい、流れる桜良の声もリハーサルはなしで1回の本番にのみかけたいと北川景子にお願いするなど、月影監督のこだわりの演出だったようです。

1回の本番であの演技もさすがさすがですが、確かにあの手紙で桜良の声を聴いたら自然に涙があふれ出てくると思います。

恭子への手紙の解釈

手紙の文面は、あの天真爛漫な桜良が思い出される文章です。

天国に行ってしまう自分のつらさよりも、友人の幸せを心から願う桜良の気持ちがつたわります。

桜良は僕から「親友に病気のことは言わなくていいの?」と聞かれた時、「恭子に話すと会うたび泣いてしまうから、そんな時間はお互い楽しくないからぎりぎりまで隠しておきたい」と話す場面があります。

大好きだった恭子と残り少ない時間をいつもと同じように楽しく過ごしたかった桜良の思いを伝えています。

恭子にちゃんと伝えなかったことを悪いと思いながらも大好きな恭子だから伝えられなかったこと
を天国に行ってから謝りたかったのでしょう。

桜良の死後、桜良しか友達がいない恭子のことも考えて、春樹との関係をつなごうとしていた桜良。自分の死が近づいているのにそこまで考えられる桜良は人間としても素敵な女性ですね。

春樹へあてた桜良の手紙

 

拝啓、志賀春樹くん。

ようやくこれを見つけましたね。遅い、遅い!

春樹。春樹って呼んでいい?前からそう呼びたかったんだ。

短い間だったけど、側にいてくれて嬉しかったよ。ありがとう。

病院で真実と挑戦ゲームをやったあのとき、何を訊こうとしたか教えてあげる。

それはね、「どうして私の名前を呼んでくれないの?」ってこと。

だって春樹、私の名前を1回も呼ばなかったでしょ。最初からずっと君、君、君。ひどいよ。

でもね、病院に忍び込んでくれた時気づいたんだ。いずれ失うって分かっている私を友達や恋人、君の中の特別な人にしたくないんだって。

でも私、そんな春樹に憧れてた。誰とも関わらないで、たった一人で生きている、強い春樹に。

私は弱いから友達や家族を悲しみに巻き込んじゃう、でもね、春樹はいつだって自分自身だった。

春樹は本当にすごいよ!だからその勇気をみんなにも分けてあげてください。

そして、誰かを好きになって、手をつないで、ハグをして、うっとうしくても、まどろっくしくても、たっくさんの人と心を通わせて私の分まで、うん。生きて。

私ね、春樹になりたい。春樹の中で生き続けたい。ううん。そんなありふれた言葉じゃだめだよね。

そうだね。君は嫌がるかもしれないけど、私はやっぱり君の膵臓を食べたい。

春樹へ送った桜良の手紙の内容も、死ぬ前に伝えたかったことが伝えられずにいた桜良のせつない気持ちが伝わります。

春樹への手紙の解釈

春樹への愛情ともとれる憧れの思いと、春樹の中で生き続けたいと願う表現がありきたりな言葉ではなく、タイトルの「君の膵臓を食べたい」とう表現で締めくくられているのが、とても印象的です。

君の膵臓を食べたいという意味は物語の初めにも登場します。

昔の人は体にある悪いところがあると、それを直すために、他の動物のその部分を食べていたと桜良が話す場面があり、この時は自分の膵臓の病気を治したいという意味で桜良が言った言葉でした。

ですが、この手紙の最後の「君の膵臓をたべたい」の意味は、こんな人になりたいとお互いが憧れる存在であった2人が、桜良は春樹のようになりたいという意味で使われたのではないかと推測できます。

また、この文章には春樹のことを憧れていたという表現で好きという表現は出てきていません。

桜良にとって春樹は好きを超えた本当に憧れる存在だったのか、好きだったと伝えることが、春樹にとって特別な存在になることになるのではないかと思い言わなかったのはわかりません。

ですが桜良にとって、春樹は特別な存在であったことに違いはありません。

僕のメールの全文と意味

僕が桜良に送りたかったメールをご紹介します。

君は強い。勇敢だ。

生きることを愛し、世界を愛し、人を愛し、自分を愛している。

君は本当にすごい。

白状すると、僕は君になりたい。

人を認められる人間に。
人に認められる人間に。
人を愛せる人間に。
人に愛される人間に。

誰かともっともっと心を通わせ、生きてるって感じられるように。

僕は君になれるだろうか? いや、こんな言葉じゃ百並べても言い足りない。

僕は本当は、君の膵臓を食べたい。

これは僕が桜良と最後の旅行に出かける前の待ち合わせている時に送ろうとしていたメールです。
実際に桜良に送ったメールは「君の膵臓を食べたい」という一文だけでした。

僕が言いたかったのは、自分にはないものを持っている桜良は尊敬できる存在であること。

人と関わることが苦手な僕でしたが、桜良と出会い彼女と過ごす中で、桜良のように人と心を通わせ、生きていることを感じていきたいと思うようになったことを伝えたかったのだと思います。

桜良に憧れ、桜良のように生きたいと思った僕の強い思いをあれこれ書くより、「君の膵臓を食べたい」という一言に込めたほうがよりその思いが伝わるのではないかと思い、僕が桜良に送った最後のメールでした。

つまり、桜良のようになりたいという思いをが「君の膵臓を食べたい」という言葉で表現されています。

恭子や春樹の手紙についての感想




桜良が恭子や春樹あてに書いた手紙についての感想をまとめてました。

君の膵臓を食べたいのラストの手紙のシーンで涙腺崩壊した人も多かったようですね。

私も映画の前半では、僕と桜良のデートシーンが多く、余命宣告を受けているにも関わらず元気で明るい桜良に癒されましたが、ラストでは涙なしではいられませんでした。

桜良がどう思って行動していたのかが、この手紙によって知ることができる感動するシーンだったと思います。

12年という時間の重みと、突然この世を去ってしまった桜良の本当の気持ちを知ることができた恭子と春樹と心情を考えると、2人にとっての桜良の存在の大きさを感じます。

最後まで、周りの大事な人たち思う桜良の気持ちが伝わる素敵な手紙でした。

まとめ

「君の膵臓を食べたい」の桜良が恭子や春樹にあてた手紙の内容やメールについてご紹介しました。

言葉ではなく手紙やメールだとまた言葉の重みが違いますね。

手紙って言葉を選んで書くので、その思いが強く伝わり、桜良の恭子や僕にあてた手紙がとても感動的でした。

 

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