子どもに読み聞かせしていますか?絵本は子供の世界・想像力を広げてくれるものですよね。
絵本は楽しい読み物でもありますが、他にも子供にもよい効果があります。
絵本の上手な活用法をご紹介したいと思います。
目次
読み聞かせの絵本の効果
我が家では寝る前に必ず、絵本の読み聞かせをしています。定期的に図書館から10冊くらい借りてきていろいろなジャンルの本を読み聞かせするようにしています。
子どもはすぐに絵本のストーリーを生活や遊びの中に取り入れることができますよね。
うちの子は、ピクニックの場面がある絵本を読んだ次の日は、レジャーシートを引っ張り出して、家の中でレジャーシートを敷いてピクニック遊びを始めたり、泥団子を作る絵本を読んだ次の日は外で泥団子づくりをしたりとすぐ影響を受けます(笑)
子どもは好奇心旺盛でやったことがないことや、やってみたいことはすぐに行動に移してしまうのですごいですよね!
この絵本の効果・行動力を日常生活でも活かして生活習慣を変えることができます!
いくつかの絵本をご紹介したいと思います。
好き嫌いなくごはんを食べてほしい時
野菜を食べてくれなくて困ることがよくありますよね。
うちの子も野菜ぎらいで何とか食べさせようとして味付けを変えてみたり、いろいろなものに混ぜてみたりと大変でした。
野菜を好きにならなくても、嫌がらず食べてくれるようになると助かりますよね。
ぱくぱくくうぴい
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そんな時はミキハウスの「ぱくぱくくうぴい」を試しに読み聞かせしてみてください。
にんじん・さかな・ブロッコリー・トマトを食べたらどうなるのか?
その食べ物を食べたら、どうなるのかがわかると子どもも食べてみようかなという気持ちになるのではないでしょうか?
低年齢向けですが、短くて読みやすいのでおすすめです。
ミキハウスの「こぐまのくうぴい絵本シリーズ」は他にもトイレや歯磨きなどのいろいろな習慣についての本が多数あり、子供に合わせて選ぶことができます。
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すきなもだけ食べたい
次の本は「すきなもだけ食べたい」です。
ア―二出版
「すきなものだけたべたい」は具体的な栄養についてイラストでわかりやすく説明してくれているので、具体的に何を食べたらよいかが子どもでもわかりやすいと思います。
バランスよく食べた時、食べなかった時の体の変化・心の変化などにも触れいます。
イラストはかわいいのですが、表情にインパクトがあり食べないとどうなるかかイラストの表情から子供にストレートに伝わると思います。
どんな表情か気になる方は絵本を見てみて下さいね。うちの子にも効果があり、その日から野菜も少し食べるようになりました。
歯磨きをしてほしい時
歯磨きが嫌いなお子さんは多いのではないでしょうか?
うちの子も私が下手なせいか歯磨きを嫌がり、毎日歯磨きをするのがストレスの時もありました。歯磨きを嫌がるお子さんには、こちらの絵本はいかがでしょうか?
はみがきしゃかしゃか
PHP研究所からでている「はみがきしゃかしゃか」です。イラストが大きく磨き方が書いてあり、短くてとても読みやすい本です。
この「ともちゃん・ななちゃんのぼく・わたしできるよ!」シかーズもトイトレや食事など子供の生活習慣改善に役に立つ絵本だと思います。
はみがき、きらい?
次はこちらの絵本「はみがき、きらい?」
おやつが大好きなぶたさんが、大嫌いな歯磨きしないで虫歯になってしまいます。
おやつが食べられなくなったらと歯医者に行こうとするがなかなか行けずにやっと重い腰を上げ、そこでオオカミに出会ってしまうのですが、そこからおもしろい展開になります。
オオカミとのやり取りもおもしろく、結果二人とも歯磨きが上手になるというお話です。
おやつが食べられなくなるというデメリットを伝えることは子供にとって歯磨きをしようと
する一番の動機づけになるかもしれませんね。
はみがきれっしゃ
電車が好きな子供ならこちらの本もおすすめです。
きりむら好文堂書店の「はみがきれっしゃ」
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はぶらしが列車になって、口の中の前の駅や奥の駅に行きながら歯をきれいにしていってくれます。
口コミでも毎日歯磨きのたびに大泣きしていた娘がこの絵本を読んでから、自ら口を開けて仕上げ磨きさせてくれるようになりました!
歯磨き前にこちらの絵本を読み聞かせ、シュッシュと言いながら磨くと、口を開けるようになりました。など効果もあるようです!
その他の生活習慣に合わせた絵本
自分でおしりをふけるようになってほしい時
トイレには行けるようになったけど、うんちの時はまだまだおしりを拭いてあげないといけない時期もありますよね。
そんな時はおしりの拭き方を教えてくれる絵本「じぶんでおしりふけるかな」を読んでみてはどうでしょうか?
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ひろきくんのしたウンチが船になって、便器の中が海に変わり航海に出て、海でいろいろな魚や動物と出会うというもの。
海で出会うものにおしりは自分でふけるの?と尋ねられ、自分でおしりを拭けないひろき君が「拭けるよ!」とうそを言うたびに船が小さくなって、最後にたどり着いた島で鬼に出会い、おしりの拭き方を教えてもらうというストーリー。
この絵本を読んでうちの子供も自分でおしりを拭こうとチェレンジしてくれた絵本です。
お風呂に入りたがらない時
子どもがお風呂に入りたがらない時ってありますよね。
お風呂で遊べるおもちゃをいろいろ買って試しても、そのおもちゃにもすぐ飽きて長く続かないことがありますよね。そんな時におすすめの絵本です。
ア-二出版
「おふろはいりたくない」は、こちらもアーニ出版の絵本になりますが、歯磨きでもお風呂でも体を清潔にしないとばい菌が体について、どうやって体に入っていくかがイラストでわかりやすく説明してあります。
元気にいるためには清潔にしないといけないことが子供に伝わる絵本です。
こちらのシリーズはイラストがかわいいので個人的に好きな絵本でおすすめです。
おもちゃをきちんと片づけてしてほしい時
おもちゃの片づけは言っても言ってもなかなかやってくれずに困ってしまいますよね。
片づけてもぐちゃぐちゃ。そんな時は岩崎書店の「おもちゃのかたづけできるかな」を読み聞かせがおすすめです。
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主人公のひろき君のおかたづけはごちゃごちゃで、ある日魔法使いのおばあちゃんがひろき君に魔法をかけてひろき君をおもちゃにしてしまいます。
おもちゃの気分を味わったひろき君はその後どう変わったのか、大人にも片づけ方を教えるヒントを教えてくれる絵本になっています。
まとめ
生活習慣に役立つ絵本をご紹介しました。
紹介している絵本は対象年齢は2歳~4歳くらいのお子さん向けの絵本になると思います。
ご紹介した絵本の中にはシリーズ化している本も多いので、お子さんの状況や月齢にあった絵本を探してみてはいかがでしょうか?
親は子供に早く身辺自立してほしいと思ってしまいますが、なかなかスムーズにいかないことも多々あります。
そんな時はあせらず、怒らず。(なかなか難しですが・・・)絵本で子供とのコミュニケーションの時間をとりながら、生活習慣の確立も少しずつ進んでいけばいいですね。
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