スタンドバイミーは面白くないしつまらない?面白いという意見や伝えたいことについても

映画

1986年にアメリカで公開された映画「スタンドバイミー」。

4人の少年のひと夏の冒険物語で青春映画の傑作として高く評価されている作品です。

アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネートされ、映画の主題歌である「スタンドバイミー」も大ヒットしました。

今回はスタンドバイミ―が面白くない、つまらないという意見もあるようです。

またスタンドバイミ―の伝えたかったことは何なのかについてもご紹介したいと思います。




スタンドバイミ―のあらすじ

 

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1959年の夏、オレゴン州の田舎町キャッスルロックに住む少年4人のゴーディ・クリス・テディとバーン。

バーンがある日、レイ・ブラワーという行方不明の少年が列車にひかれて死亡し、その遺体がそのままになっているという情報を盗み聞きします。

そこで、4人の少年たちは死体を発見し、通報することで英雄になろうと死体発見の冒険に出ます。

そのたった2日間の冒険の中で、悩みを抱えた4人が心を通わせたり、2度とは帰ってこない青春の時間を過ごす物語になっています。

スタンドバイミーは面白くないしつまらない?




スタンドバイミ―が面白くない、つまらないと言われるのはどうしてでしょうか?

ストーリーがつまらない

確かに、ストーリー的には少年の4人が死体を探す旅に出るという話で、他の映画と比べても特にハラハラドキドキするような面白い展開は少ないように思います。

確かに旅の途中で入った川でヒルにやられたり、鉄橋で列車にひかれそうになったりなどのシーンはあるものの、全体的にストーリーは単純ですよね。

伏線があったり、予想もつかない展開が多い方がストーリーとしては面白く感じてしまうので仕方ないですね。

それぞれの子供たちが悩みを抱えていたという事実も、どこかありきたりな内容にも思えて、感情移入することが難しいという点もあるかもしれません。

共感できない

 

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この作品は1959年の12歳の頃の少年たちの話で、現在の子供たちの生活とかけ離れていて共感できない人もいるようです。

少年たちは親にウソをついて死体探しの旅にでるのですが、1泊2日の冒険で線路を歩いたり、野宿をしたりします。

その冒険の目的が死体探しとは現代の人たちにとっては、自分の子供時代の体験とは程遠く共感できる部分が少ないのではないでしょうか?

もっと秘境に宝物を探しに行くや、誰かに会いに行くなどのほうが死体を探しに行くという目的よりストーリー的には楽しめそうです。

また、友達と遊ぶことが楽しかったい時代と違い、今の若い人たちが友達以外にも楽しめるものが多く、友達関係も希薄で冒険といえるような経験が少ないので共感という意味では難しいかもしれませんね。

作品自体も35年ほど前の作品になるので、現代と重なる部分が少なく面白くないと思うのかもしれません。

伝えたい事がよくわからない

 

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ストーリー自体は単調で地味なこの作品。

その中にメッセージ的なものが強く伝われば、面白く感じたのかもしれませんが、そのメッセージ性も分かりづらかった印象です。

作家になったゴーディが小説の最後に「あの12歳の時のような友達はもうできない」と締めくくっています。

最後にメッセージとして強く印象づけられていますが、大人には理解できますが子供には難しいかもしれませんね。

面白いという意見や伝えたいことについても

面白かったという人には

・青春時代を思い出した
・ブタケツのシーンが面白かった
・最後のセリフで鳥肌が立った
・もう戻れない少年時代への郷愁を感じた

などの感想をもち、この映画の面白さすばらしさを感じた人も多数いました。

子供たちがそれぞれに悩みを抱えながらも、冒険を通して成長していく姿や、あの経験がゴーディやクリスの夢を叶えるきっかけになったことなどを考えるとたった2日間でしたが、その時間の大切さを感じました。

この映画は大人になって見れば、ノルタルジーを感じることができる映画です。

子供の頃に、秘密基地を作ったり、友達と知らない場所に行ったことがあれば、それはまさしく冒険です。

その子供の頃の自分の冒険を思い出すことができる作品でもあります。

新しい経験をすることが減った大人は、子供の頃のように毎日にワクワク楽しいことを体験することがなくなってしまいました。

「あの12歳の時のような友達はもうできない」最後のセリフのように、今ではもう会わなくなった子供の頃の友達を思い出したり、子供の頃に感じた感情を思い出すきっかけになる作品だったのではないでしょうか?

自分の幼い頃の友人とは今はもう会えないけど、一緒に過ごした時間はかけがえのないキラキラした時間だったということを伝えたかったのかもしれません。

もう会えないけど、気持ちだけは寄り添えるという意味がタイトルの「スタンド バイ ミー」に込められているのかもしれませんね。

まとめ

今回はスタンドバイミ―が面白くない、つまらないという意見もありましたが、一方30年以上たっても名作と言われるだけあって、ファンも多い作品です。

この作品は子供よりも大人になって見たほうが楽しめる作品かもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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