カスレの付け合わせ料理おすすめは?名前の意味や発祥の地についても

料理

ヨーロッパの「カスレ」という料理をご存じですか?

フランス料理が好きな方は名前は知っているという方もいるのではないでしょうか?

もともとはフランスの家庭料理。自宅で作ってみたけど、付け合わせは何がいいかと思われる方にカスレに合う付け合わせをご紹介します。




カスレ料理の名前の意味や発祥の地について

カスレ料理の名前の意味

カスレとはフランス南西部の豆料理のことです。

アヒル肉・鴨肉・豚肉のソーセージなどの肉類と白いんげん豆を、料理の名前の由来にもなっているカソールと呼ばれる深い土鍋に入れて、長時間に煮込んで作るシチューのような料理です。

材料に骨付きのガチョウを使ったり、材料を炒めて煮込むなど工程も多く手間暇がかかりお店で食べるという印象のカスレですが、もともとはフランスの家庭料理なので材料を工夫すれば、家でも味わえる料理です。

以前は冬に備えての保存食として家庭で豚肉の塩漬けやコンフィを作っていたので冬に食べる料理だったようでが、市販のコンフィや塩漬けが売られているので、現在は年間を通して食べられいるようです。

カスレは高カロリーな料理ということで、ダイエット志向の現代女性にはあまり好まれないメニューのようですが、肉や豆や野菜をふんだんに入れ煮込んだカスレはそれだけで栄養満点の料理です。

カスレ料理の発祥の地

フランス南西部の町の郷土料理でカステルノダリートゥールーズカルカッソンヌが発祥の地と言われています。

それぞれの町で使う材料や作り方が若干異なりますが、白いんげんを使い、数種類の肉類や香味野菜、トマトペーストなどと一緒に合わせてオーブンで焼くという流れはほぼ同じです。

この料理が生れたのが、600年前の英仏百年戦争(14~15世紀)の頃と言われています。

この町の人たちが、村に残っていた豆や肉類などを土鍋に入れて長時間に込んで疲弊した兵士に
提供したのが起源とされいます。

カスレは地域ごとに作り方が異なります。

カステルノダリー・・・豚肉・ガチョウのコンフィ
トマトが白インゲン豆と一緒に煮込まれていることが多い
トゥールーズ・・・豚バラ肉・羊肉・鴨のコンフィを入れる
カルカッソンヌ・・・豚肉に塩漬け羊肉・ヤマウズラのブレゼが入れることもある

この3つの都市ではカスレの本家はわが町であると主張しあい議論が絶えないようです。

カスレは、もともと家庭料理なので、カレーと同じように家庭でもお店でも様々な味の違いがある
料理のようですね。

簡単な「カスレ」の作り方




材料

白いんげん豆 1カップ    にんにく    1片    パン粉    適量
玉ねぎ     1/2個    トマトピューレ 200g   ローリエ  1枚
人参      1/2本    塩・こしょう   適宜
セロリ     1本     オリーブオイル 大さじ2
鶏もも肉    1枚     白ワイン    1/2カップ
豚ばら肉    200g    水       2と1/2カップ
ソーセージ  10本     コンソメ顆粒      大さじ1

作り方
①白いんげんはたっぷりの水に一晩漬けておきます。
②鍋にたっぷりの水と①を入れ、弱火で15分くらい煮てざるに移します。

③にんにくはすりつぶしておきます。人参・玉ねぎ・セロリは1㎝か角切り、鶏もも肉、豚バラ肉
ソーセージは食べやすい大きさに切ります。

④鍋にオリーブオイルを入れ弱火にして、にんにくを入れます。香りが出てきたら③の野菜類を入れて炒め、鶏もも肉と豚ばら肉も加えます。白ワインを入れアルコールを飛ばします。

⑤④に②で似た白いんげん・水・コンソメ・トマトピューレ・ローリエを入れて中火に煮込みます。あくが出たら取り除き、蓋をして弱火で30分煮込みます。

⑥塩コショウで味を整え、耐熱容器に移しソーセージを入れ、パン粉をかけます。
180度に予熱したオーブンで20分ほど焦げ目がつくまで焼き完成です!

カスレの付け合わせ料理おすすめは?

コールスロー


材料(4人分)

キャベツ    8枚
人参      1/2本
ロースハム   4枚
コーン(缶詰) 50グラム
塩(塩もみ用) 小1と1/2
☆マヨネーズ  大6
☆砂糖     小2
☆酢      大1
☆塩コショウ  少々

作り方
①キャベツは葉の部分と芯に分けて、それぞれ千切りします。
②人参も千切りにして、ハムは半分に切って5㎜幅で切ります。
③キャベツ・人参は別々のボールに入れ、塩を半量ずつ加えて塩もみし5分ほど置きしんなりしたら、手で絞り水気をきります。
④別のボウルに☆の材料を入れて混ぜ合わせ、キャベツ・人参・ハム水切りしたコーン・加えてなじむまで混ぜ合わせたら完成です!

食パンピザ

材料(食パン1枚分)

玉ねぎ    1/4
ピーマン   1個
コーン   お好みで
ベーコン  1~2枚
食パン    1枚
とろけるチーズまたはスライスチーズ
ケチャップ 大1~2

作り方
①玉ねぎはみじん切りにします。
②ピーマンは種をとり、細切りにします。
③耐熱皿にピーマンとたまねぎを入れ、500wで1~2分電子レンジにかけます。
④ベーコンを食べやすい大きさに切ります。
⑤食パンにケチャップを塗り、具材を乗せ、チーズをかけてトースターで焼きます。
チーズが溶けたら完成です!

キャロットラぺ

材料(3~4人分)

人参        1本
塩(塩もみ用)   少々
☆白ワインビネガー 大1(穀物酢やバルサミコ酢)
☆オリーブオイル  大1
☆砂糖       小1
☆レモン汁     小2分の1
☆ブラックペッパー 適量

作り方
①人参を千切りにして、ボウルに入れ塩もみし10分ほど置いておく。
②別のボールに☆を入れ、よく混ぜ合わせる
③にんじんを軽く手で絞り、水気を切って②のボウルに入れ合えて完成!

食パンのガーリックトースト

材料

食パン     2枚
おろしにんにく(チューブも可)
塩・胡椒(ブラックペッパー)
オリーブオイル
パセリ(ドライパセリ)

作り方

①ボウルにオリーブオイルとおろしにんにくを入れよく混ぜます。
②①に塩コショウを入れて混ぜます。
③食パンに②を塗り、トースターで焼きます。
④好みでパセリを振りかけて完成!

食パンでもバケットでもOK!

キノコのマリネ

材料

しめじ       2パック
生シイタケ     2パック
えのきだけ     2パック
ニンニク      1片
赤唐辛子の小口切り 2本分
レモン汁      大3
オリーブオイル
塩胡椒

作り方
①しめじは石づきを切り落とし、子房に分けます。しいたけは石づきを除いて4等分に。えのきは根元切り、半分の長さに切りほぐします。
②にんにくは包丁でたたいて潰しておきます。
③フライパンにオリーブオイル大3を入れ、にんにくを入れて火にかけにんにくに色がついてきたら唐辛子を加えてさっと炒めます。
④フライパンにきのこを入れ、焼き色がつくまで炒め、塩コショウで味付けします。
火を止めてレモン汁とオリーブオイルを大3加えて混ぜたら完成!

※トマトなどを入れても彩よくなりますよ!

エビとブロッコリーのガーリック炒め

材料(3~4人分)

むきえび      100グラム
☆片栗粉      大1
☆塩        小1
ブロッコリー    1株
人参        1/2本
にんにく      2かけ
オリーブオイル   大1
白ワイン(料理酒) 大1
塩         少々
ブラックペッパー  適量

作り方
①えびの背わたを取り、ボウルにえびと☆を入れてからませます。5分ほどおいて、水で洗い流し、臭みをとります。水気はキッチンペーパーで拭いておきます。
②ブロッコリーは水で洗い、小房に分けて適当な大きさに切り分けます。茎も外側の固い部分の皮をむいて、人参も食べやすい大きさに切ります。
③にんにくは皮をむき、みじん切りにします。
④フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、にんにくを入れ中火で香りがでるまで炒めます。
⑤香りがでてきたら、えび・ブロッコリー・人参を入れて、塩と白ワインを入れたら蓋をして、3分ほど蒸し焼きにします。(ブロッコリーの茎に竹串を通して火が通っていればOKです)
⑥ふたを開けて、お好みでブラックペッパーをふりかけて完成です!

キッシュ

 


材料(2人分)

かぼちゃ     1/8個
ベーコン     4枚
ジャガイモ    1個
卵        2個
乾燥パセリ    適量
☆小麦粉     大4
☆マヨネーズ   大2
☆白だし     大2
バター      適量
シュレッドチーズ 適量

①オーブンを200度に予熱しておきます。
②かぼちゃは種をとり、5㎜の厚さに薄切りにしておきます。
③ボウルに卵を割りよく解いたら、☆を入れてよく混ぜ合わせます。
④耐熱容器にクッキングシートを敷いて、具材のかぼちゃ・ベーコン・ジャガイモを交互に入れ て、最後に③で作った卵液を流しいれ、チーズを上にかけて予熱しておいたオーブンに入れて
20分ほど焼けば完成!

上記以外でもいろいろあると思いますが、簡単にバケットとパテなどでもいいと思います。

カスレにちょっと手間をかけて付け合わせは簡単なもので、お好みでチョイスしてみて下さいね。

まとめ

フランスの伝統の家庭料理カスレの付け合わせ料理についてご紹介しました。

カスレだけでは物足りないと思った時にサッと作れる料理があるといいですよね!

カスレに合う料理で簡単に作れるものばかりですので是非一緒に作ってみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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