ジャガイモにチーズを加えて、餅のように伸びる「アリゴ」をご存じですか?
知らない方も多いと思いますが、現在SNSなどでも人気急上昇中の「アリゴ」なんです!
今回はアリゴという料理について名前の意味の由来、食べ方・保存方法・日持ちなどについてご紹介したいと思います。
目次
アリゴとはどんな料理?
アリゴとはどんな料理なのでしょうか?
この投稿をInstagramで見る
アリゴとはじゃがいもとチーズを合わせたもので、お餅のようにトロ~っとして、ねばり気のある食感の料理。
メインとして食べるよりも、肉料理などの付け合わせとして食べることが多いようです。
ジャガイモ・チーズ・牛乳・バターなど材料はシンプルで簡単に作れておいしい料理です。
アリゴの名前の意味・由来は
アリゴという料理はフランス中南部オーブラック地方の郷土料理で、アリゴーと言われる場合もあるようです。
フランスフェアの一番人気商品はこちら。
☆パン・ド・アリゴ
「アリゴ」はじゃがいもをベースにチーズを混ぜ合わせたオーブラック地方の伝統料理です。ドンクでは、モッツァレラとゴーダチーズを合わせ、ほんのりガーリックをきかせました。 pic.twitter.com/C4A1hO5aEz— ドンク (@donq_depuis1905) July 24, 2016
高原や牧草地が広がる自然豊かなオーブラック地方は昔からチーズ作りが盛んで、チーズの産地として有名な地域です。
現地では「トム・フレッシュ」というチーズを使って作るようですが、家庭作る場合はエメンタール、グリュイエール、モツァレラチーズを使ってもいいようです。
もっと手軽に作る場合はとろけるチーズを使って作ってもおいしいくできます。
作り方はジャガイモとチーズを混ぜたり、その他にもにんにくや生クリームなど食材を混ぜて作る場合あります。
アリゴの分類は芋料理とするかチーズ料理とするか意見が分かれている料理のようですね。
アリゴの言葉の由来は諸説あるようです。
①ラテン語の「何か下さい」という意味の「aliquid」が由来で、巡礼者が何か下さいと食べ物をお願いした時にふるまわれていた料理だったことからこの名前が付けられたという説。
②古いフランス語の「小片に切る」という意味の「alicoter」が転じてアリゴになった説。
③ラテン語の「ガリアの上質小麦粉」という意味の「aliga」からという説。
料理名の由来は諸説ある場合が多いですよね。
アリゴの場合は、料理の作り方や材料から考えると、①の「何かください」の意味が有力な気がします。
アリゴの食べ方
アリゴはどう食べたらよいのでしょうか?
アリゴは主役として食べられることはないですが、付け合わせてとして食べればメイン料理をさらにおいしくしてくれます。
肉類や魚料理と一緒に食べる
本場フランスではソーセージや肉料理と一緒に食べることが多いようです。
ソーセージに付け合わせれば、朝に合うワンプレート料理になります。
また、アリゴを肉や魚の下に敷いて、一緒に絡ませて食べれば、チーズの濃厚な味と絡まってまたおいしく食べられます。
またハンバーグやステーキやローストビーフにつけてもいいですね!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
パンと一緒に食べる
小さく切ったバケットにつけて食べれば、ちょっとした軽食として食べられますね。
チーズ味なので、ピザ感覚にも近いかもしれません。
こちらもソーセージやサラダと共にワンプレートすれば、朝食やブランチとしても食べられます。
この投稿をInstagramで見る
野菜のディップとして食べる
生野菜や蒸した野菜、グリルしたお野菜をディップして食べてもおいしいですね。
アリゴのソースにディップすれば、栄養バランスもよく野菜をたくさん食べられそうです。
この投稿をInstagramで見る
具材は野菜に限らず何でもOK! チーズフォンデュをする時のお好みの材料を思い浮かべて、つけて食べるてみるといいかもしません。
カレーやビーフシチューと一緒に食べる
カレーやビーフシチューに入れて食べる食べ方もあるようです。
チーズのコクがプラスされてまた濃厚な味わいになりそうですね!カレーうどんに入れるバージョンもありましたよ。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
アリゴが一つあれば、いろいろな料理に付け合わせてさらにおいしく食べられそうですね。
肉・魚・野菜・パン等、何にでも合うので、チーズ好きにはたまりません。
見た目のインパクトもありますし、パーティーやおもてなし料理に出しても喜ばれそうです。
アリゴの保存方法や日持ち
アリゴは何でも合うので作り置きできたら便利ですよね。
アリゴの保存方法は冷凍・冷蔵どちらも可能です!
柔らかく粘りもあるため、ラップやジップロックよりもタッパーなどで保存したほうが解凍する時に便利です。
使うときにレンジにかけて使うか、鍋に入れて牛乳などを入れて温めなおすとまたおいしく食べるられます。
冷蔵庫で2、3日、冷凍でも1週間ほどで食べきるのがいいと思います。
まとめ
フランス料理のアリゴについて名前の意味や由来、食べ方、保存方法などについてご紹介しました。
アリゴは見た目のインパクトもあり、材料もシンプルでどんな料理にも合う料理でしたね。
作り方も簡単なので、興味のある方は是非作ってみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント