13年ぶりに帰ってきた高視聴率の人気ドラマ「ハケンの品格2」。
人気キャストの東海林武も本社に栄転し、さらに面白くなってきましたね。
東海林と春子の掛け合いシーンも期待するところ。
「ハケンの品格2」で第5・6話での春子の名言・名セリフをまとめてみました!
目次
【ハケンの品格2】大前春子の名言まとめ(第5話)
あらすじと解説
東京本社の営業事業部・営業1課の課長に就任した東海林武。
東海林が北海道でおいしくて痩せるというお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようとします。
ダイエットに効果があるという分析データと100人分の女性アンケート調査をとっていた東海林でしたが、雑誌の取材を受けデータを調べられた結果データー改ざんが判明。
痩せるどころか、食べれば食べるだけ太ると雑誌で紹介されてしまいます。
検査分析士の資格を持つ春子が黒豆ビスコッティの成分を調査。
痩せる成分とされる黒豆の皮にあるダイエット効果成分シアニジンが正確な数字の10倍で記載されていることに気づきます。
100人のアンケートは実際に行われたものでしたが、アンケートも偽造されたものかもと部長
(塚地)がシュレッダーにかけるように命令。
東海林は謝罪会見をすることになってしまいます。
大前春子は謝罪会見に必要なアンケートをゴミ置き場から探してきて、シュレッダーにかけられた状態のものを徹夜して復元します。
謝罪会見では、アンケートや実際に試食した女性からのメッセージによって黒豆ビスコッティの商品のよさをアピールすることができ、逆に商品注文が殺到する結果に。
東海林は大前春子のおかげで、処分を免れることになるのです。
大前春子の名言・名セリフ
<東海林が派遣を長く続けるとねじ曲がってしまうから気をつけてと新人派遣に言ったシーン>
ねじ曲がっているのはあなたの頭ですが何か?
この枯れたマリモはいつまでここで油売ってんですか?
一体いつまで大人になれないのかしら?
視聴者が期待している東海林との掛け合いシーンでのセリフです。
新たに東海林の天然パーマの表現が「くるくるパーマ」から「枯れたマリモ」に変わっているのが面白いですね。次はどんな表現に変わるのでしょうか?
<黒豆の成分をシアニンジンと間違ってしまい、春子に訂正されてしまった時>
失敗はその腐れマリモだけにして下さい。
「枯れたマリモ」から「腐れマリモ」に変わっています。
東海林も春子には言いたい放題ですが、春子も負けずに言い返しているセリフが2人の関係性が現れていますね。
<カンタンテで里中と東海林が飲んでいたシーン>
ジグソーパズル1000ピースそろえるほど長かったです!
大前春子はジグソーパズル検定1級を持っているので1000ピースを数時間で完成できるのか、実際どれくらい時間がかかるのか調べてみました。
1級のテストは、1つの箱に1500ピースと400ピースの2つのパズルが混ざっている検定パズルを購入日から21日以内(ダブルスの場合14日)に組み立て完了で合格のようです。
合格基準が日数単位なので、1000ピースを数時間で完成させるのは現実的に厳しい気もしますが、スーパーハケン大前春子なら可能ということなのでしょうか。(笑)
<謝罪会見をやることになった東海林に言ったセリフ>
自分のお尻は自分で拭いてください。フショウジ課長。(東海林課長)
いつも真面目な顔で冗談を言う大前春子ですが、非常事態に東海林に冗談が言うのもある意味裏返しの愛情でしょうか。
<謝罪会見をする東海林に向けてのセリフ>
このオヤジは大風呂敷を広げるくせに、一番大事な時にウソをつけない男です。
東海林の性格をを良く知っている大前春子だから言えるセリフですね。不器用だがウソがつけない性格も東海林らしいです。
<大前春子が残業してアンケートを復元したのが一番信じれらないと言われたシーン>
残業?誰が?ジグソーパズルはたまたま今一番ハマっている趣味ですが。何か?
このセリフからは東海林への愛情と素直でない大前春子の性格がよく出ているセリフだと思います。
あの残業をしない大前春子が東海林のために残業するということは、東海林に対する愛が感じられますね。
<記者会見の件でお礼を言われた時>
お礼を言われるサバみそ定食はありませんが、何か?
徹夜で疲れて壊れかけた大前春子が言うセリフ。
大好きなサバみそ定食が出てくるのが面白いですね。お時給分は働けないくらい壊れている大前春子はなかなか見れない姿です。
【ハケンの品格2】大前春子の名言まとめ(第6話)
あらすじと解説
宮部社長(伊藤四郎)から、業績不調のS&F社を立て直すよう業務合理化の戦略担当に命じられ張り切る東海林(大泉洋)。
大前春子(篠原涼子)にも立て直しの協力を依頼したい東海林でしたが素直に言えず、里中(小泉孝太郎)からの依頼ということで春子もしぶしぶ東海林の立て直しに協力することになります。
そんな中、里中は自社ブランドの弁当を作ってくれている隅田フーズに勉強のために浅野や新入社員や派遣社員を連れて行きます。隅田フーズは料理はもちろん、容器や飾りの笹にまでこだわった弁当屋でした。
一方、東海林は会社がAIを導入し、業績改善を図り改善されない場合大規模な人員削減をしなけらばならないことを知ります。
東海林は隅田フーズは利益率が低いため里中にまごころ弁当の発注先を変えるように指示しますが、まごころ弁当は隅田フーズにしか作れないと反論します。
里中はまごころ弁当の利益率を上げられるよう大前春子と奮闘していくことに。
まごころ弁当は天候によって左右されることに気づいた春子は、気象予報士の資格を持っていることから天気を予想しその日の弁当数を調整。
その日の適切な弁当数を作るようになったことで利益率は上がっていきます。
しかし、東海林が本社に呼び戻された理由は人間関係にしがらみがないという理由で下請けを切り捨てる役目だったことを知り落ち込みカンタンテに行きますが、春子に冷たくされてしまう東海林。
大前春子は、隅田フーズとの契約を切る方向に持っていくためにわざと天気予報を外します。
結果的にS&Fと隅田フーズは契約を解除しますが、隅田フーズはまた新たな提携先を見つける結果となり、お互いの会社的にはよい方向に進む結果に。
一方会社は大規模なリストラを計画しており、その中に東海林武も対象になっていて里中は落ち込むことになります。
大前春子の名言・名セリフ
<会社が大丈夫か心配になった井出が大前春子に尋ねるシーン>
経験上 消耗品や備品を急にけちりだした会社は黄色信号です。
経営が厳しい会社で行われるコスト削減方法の一つが消耗品の経費節減でしょう。
小さな経費削減は売上増加を頑張るよりも利益を増大させる効果が大きいという結果もあるようです。
経営が厳しい会社のできる手段として消耗品の経費削減は、人員削減の前にできる必要なコストダウンの方法ですね。
<会社の合理化の協力を大前春子にお願いしたい東海林に対するセリフ>
合理化するなら、まずその無駄極まりないモジャモジャを合理化しなさい!
合理化を東海林のまとまらない髪型にかけた大前春子のセリフ。いちいち髪型にかけて嫌味を表現するのが大前春子ですね。
<AIに仕事を取られるのではと心配している派遣社員の千葉に対するセリフ>
派遣は着られる時は切られる。じたばたしたって無駄。
あなたたちはここへきて何か自分の価値を高める努力はしましたか?
派遣社員である大前春子の覚悟を感じますね。
派遣は切られない努力・切られてもすぐに次の仕事につけるようスキルを磨いていくことが大事!その方が、仕事の選択肢の幅が広がりますし、派遣として生きていくためには自分の価値を高めることは必須なのかもしれません。
<隅田フーズとの契約を切らなければならなくなったシーン>
S&Fの社員たちは、自分たちが誰かを切る立場にいると勘違いしている。
隅田フーズは切られるのではありません。S&Fはこの素晴らしいお弁当を作ってくれるこの会社を泣く泣く手放すしかなくなったのです。
S&Fというデカいだけが取り柄の泥船に無理に乗って頂く必要はありません。
隅田フーズは小舟でも立派に漕ぎ出せます。皆様にはそれができるだけの信念と技術がある。次の居場所を探せばいいんです。
契約を解消するということを先方に伝えることは言いにくいことですが、大前春子のやり方やお互いに気分を害することなく伝えることができ素晴らしですね。
採用する側される側で立場の違いではなく、新たな挑戦の仕方を提示した大前春子のセリフです。
<リストラのリストを見ていた里中に向けてのセリフ>
自分たちが安全な場所にいるとまだ信じてたんですね。
泳ぎだなさないと溺れると警告したはずです。
世界はもう変わってしまいました。
切られるのは派遣ではありません。あなた方社員です。
これから来る日本社会の厳しさを表現したセリフ。確かにこれからの日本は高齢化問題・少子化問題など、これからの日本の展望を明るいとみる人は少ないのではないでしょうか?
労働人口の49%がAIで代替え可能と言われています。会社に入れば安心という時代はもう終り、これからは将来を見据えた選択をしていく必要があると言うことでしょうね。
まとめ
「ハケンの品格2」の第5話では東海林武との掛け合いのセリフが多く面白かったのです。
第6話では、AIから仕事を奪われるこれからの社会の現実問題と向き合ってシリアスなセリフがたくさん使われていました。
大前春子のセリフは面白いだけでなく、日本や未来についてのセリフも多く、今後の生き方についても考えさせられますね。
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