1985年にアメリカで公開されたリチャード・ドナー監督の冒険映画「グーニーズ」。
伝説の海賊が隠した宝の地図を手に入れ、7人の少年少女が宝さがしの旅に出る冒険物語です。
グーニーズに登場するフラッテリー一家の1人、スロース。
なぜあのような見た目になってしまったのかなど疑問をもった人も多いのではないでしょうか?
今回はスロースの容姿の原因とその後はどうなったのかについてご紹介したいと思います。
スロースとは
来週グーニーズだ
むかしの彼氏のあだ名
スロースだったなぁ pic.twitter.com/jLhZvidF60— yume (@nemurin10011) June 4, 2021
スロースは、悪党フラッテリーの三兄弟の末っ子で、名前はロトニー・フラッテリー。
小説での本名はジェーソン・フラッテリー。
一家のアジトの地下で鎖につながれてテレビを見ていたのがスロースです。
体は巨大で怪力の持ち主。顔も変形していて見た目が怖いので、てっきり悪党かと思ってしまいますが、本当は心優しい人物です。
一家に捕まったチャンクのチョコレートバーを欲しがりますが、チョコレートを半分ずつにして食べるなど優しい性格ですぐにチャンクと仲良くなります。
特技は耳を動かすこと。
怪物のような見た目になり鎖につながれるなど、母親からも兄弟からも愛情をもらえずに生きてきた
可愛そうな人物です。
グーニーズの変な顔のスロースは奇形児で障害者?
スロースの顔は左目の位置が右目の高さより低く、歯もかなり抜けています。
「グーニーズ」スロース pic.twitter.com/rbk3t6Bnwm
— 柊一帆 (@hiiragi_kazuho) April 20, 2020
スロースの顔は生まれつきの物なのでしょうか?
どうしてあのような顔になったかたというと幼い頃に母親からうけた虐待が原因です。
実の子供に顔が変形するくらいの虐待をするなんて、ひどい母親です。しかもそれは大人になった現在でも鎖につないで監禁しているのですからスロースが気の毒でなりませんね。
チャンクと仲良くなるなど、精神的にも幼く感じる部分もありもしかして知的障害などの可能性も考えられます。
知的障害を持っていたため、母親に虐待され、体が大きくなってコントロールできなくなったため
鎖でつながれひどい仕打ちを受けていたのかもしれません。
スロースの特殊メイクと俳優
スロースの特殊メイクや演じていた俳優についてご紹介します。
スロースの特殊メイク
スロースの顔は子供たちがみたらびっくりしてしまいますよね。
クオリティーも高く、どのように作られているのかも気になります。
スロースの顔面は特殊メイクで5時間かけて作られたもののようです。
One of my favorites, #Sloth! An awesome behind the scenes look… #Goonies #MovieMakeup #HorrificFinds pic.twitter.com/O6csTt8ihU
— HorrificFinds (@HorrificFinds) February 20, 2016
眼球もリモコンで操作し動くようになっています。なので顔を水に濡らすと動かなくなってしまうため気を付けていたようですが、海賊船のシーンでは何度か濡れてしまったこともあったそうです。
スロース役の俳優
演じていたのは俳優のジョン・マトゥザックです。
4. John Matuszak – Sloth (Los Goonies) pic.twitter.com/ytCq8Jeokv
— Coco🐊 (@mundo__textual) October 21, 2020
もともとはアメリカンフットボールの選手だったジョン。
1979年の29歳の時アメリカンフットボールを題材にした映画「ノース・ダラス40」で俳優デビューしています。
I’ll be watching North Dallas Forty tonight in honor of John Matuszak.
Character: O.W. Shaddock
Released: August 3, 1979@Raiders @denniss9117 @Angelrdz66 @serb_alexander @my2boys717 @SensingerDarvin @SilverBlack2Day pic.twitter.com/lj5o2p2INO— AK (@AK7682) August 27, 2019
1981年にはビートルズのリンゴ・スター主演の「おかしなおかしな石器人」に出演
Not since John Matuszak has a pro football player portrayed a caveman so convincingly. #SuperBowlLI pic.twitter.com/cULMMSezTc
— Tim McGhee (@tpmcghee) February 6, 2017
1985年には「グーニーズ」にスロース役で出演。
特殊メイクでジョンの素顔は見れませんが、大柄な体格を活かされ彼にピッタリの役柄でした。
その後も数多くの作品にも出演しますが、現役時代からドラッグやアルコール依存症で、
1989年鎮痛剤の過剰摂取による心不全でわずか38歳で亡くなっています。
グーニーズ出演からからわずか4年後のことでした。
スロースのその後は
グーニーズたちは無事に洞窟から脱出し、警察に保護されます。
警察からフラッテリー一家は逮捕されますが、スロースは事件に関与しておらず逮捕を免れます。
スロースはチャンクと仲良くなり、一人ぼっちになってしまったスロースに一緒に暮らそうと声をかけます。
スロースはその後家族とは縁を切り、チャンクと家族になったのではないかと思います。
小説ではチャンクの家族の養子となりジェーソン・スロース・コーエンと改名しています。
まとめ
今回はその容姿についてと、スロースのその後はどうなったのかについてご紹介しました。
スロースの顔は母親の虐待によるものでしたが、チャンクと出会えてよかったですね。
心は優しいスロース、その後の人生は穏やかに過ごしてほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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